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あれから11年

あれから11年が経ちました。
増沢事務所を退所して、郷里の浜松に帰ってから・・・。

退所してから何度か、東北沢にある増沢事務所を訪問しましたが、
事務所で設計した数多く建物がある成城学園の駅に降り立ったのは、
それ以来初めてだと思います。

先日の日曜日に「猪股邸」に行った際、
並木道を抜けて成城のキャンパスに向かいました。

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成城学園高等学校中央棟です。
かみさんが事務所の先輩と一緒に設計監理を担当した、
在職中最後の仕事。

地下には小さな多目的ホール。
最上階にはクロスボールトのコンクリートシェルが掛かった図書室。
優しい表情の建物です。

竣工から10数年を経て、
外壁や屋根廻りの汚れもなく、緑深い木立の中に佇んでいました。


様変わりした成城の駅舎を降りた時には、「浦島太郎」。
この建物を見て何だかホッとしました。

その足で、東北沢の事務所を訪れましたが、皆さん不在。
アポ無しでは、いけませんね・・・。



変わり行く街の様子と、変わらない建物。
何だかとても貴重な時間を過ごすことが出来ました。


自宅に帰り、撮ってきた写真をかみさんに見せると、
何とも懐かしそうにを眺めていました。
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by a-kashi | 2008-04-30 21:56 | 暮らし | Comments(0)

猪股邸

日曜日に東京へ出掛けました。
大学時代のサークルで一緒だった先輩と後輩が、
卒業して20年以上の時間を経て、今回めでたく「結婚」・・・。


折角の東京です。

先日これまた学生時代の先輩である
fuRuさんのブログで見つけた「猪股邸」を、
パーティの前に訪問することにしました。

「猪股邸」は世田谷区成城に在ります。

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c0049902_23154138.jpgそうそう、大事な事を云い忘れていました。
「猪股邸」は吉田五十八さんの設計です。
竣工したのは昭和42年。
僕が4歳の時ですね。

建築後になされた増築では、
吉田五十八さんの御弟子さんである
「野村加根夫」さんが設計されたそうです。

c0049902_2341061.jpg庭に対してL型の開口部がある居間は、
その時の増築に拠るもの。

また、入館時の注意事項に、
こんなことが書かれていました。
「建物をメジャーで測らないように!」

納得。気になる寸法が満ち溢れて・・・。


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ついつい、カメラのレンズを向けたくなり、
ちょっと写真が多くなってしまいました。

芸達者で、饒舌な住まい。
建築は奥深いですね。

昭和住宅物語」を御覧になって下さい。
藤森照信さんが吉田五十八さんについて、恐縮しながら語っています。
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by a-kashi | 2008-04-28 23:11 | 建築 | Comments(4)

みんなでつくる

敷地にあった農業用倉庫が解体され、
更地になった現場を訪れました。

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そこに集まったのは、住まい手の家族、お父さん、大工さん、そして僕。

お父さんは住まい手である息子さんと一緒に、
今回の住まい作りに必要な木材を、ご自身の山から切り出しました。

家具作りをされる住まい手である息子さん家族は、
今回の住まいづくりに作り手としても参加。
家具は勿論のこと、塗装工事、濡縁の工事・・・。

大工の松山さんは、現場を取りまとめる側として今回の住まい作りをサポート。
僕の事務所は、設計者としてサポート。


多くの人がフラットに関わりながら、
ひとつの住まいを創って行きます。


境界線をしっかりと引いて、
ここから先はお前の責任というドライな関係ではなく、
住まいづくりを進める上では運命共同体。

作り手は設計者側に踏み込み、設計者も作り手側に踏み込み。
住まい手は、設計及び施工に関して深く大らかに関わり・・・。

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住まい手自身の山で伐採され修正挽きを待つの材料が、
製材所に高く桟積みされていました。

これからが楽しみです。




今回の住まいづくりのネーミング、ちょっぴり悩みました。
「楽しみにしています」なんて云われていまして・・・。

現場にはサクランボの実る木、栗の木、樫の木。
ほど近くに流れる清流、隣接して広がる茶畑・・・。
そして山陰に沈む夕陽。

数え切れないほどの魅力が満ち溢れています。

そんな訳で少々迷いましたが、
最初の頃に現場を訪れた時、僕の眼に留まった「アザミ」。
この花の名前を添えたネーミングに決めました。

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「アザミ」の花には、
住まい手の皆さんから受ける印象と、
何となく重なるものが有ります。
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by a-kashi | 2008-04-19 21:31 | 記録:アザミ咲くすまい | Comments(0)

未体験ゾーン

未体験ゾーンへの突入。
初めて使う材料。
新しい空間構成。

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以前、増改築の現場で数枚使ったことのある「葦合板」の天井。
今回は思い切って、ある程度の面積に採用してみました。
素材としての赴きがあって、野趣が溢れていて、
面として見た時の柔らかさも感じられ何とも良いものです。

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こちらの写真は、
1階の標準床面から300mm下げた和室。


バリアフリーという言葉が、
一律床面フラットに何時の間にか置き換えられ、
何とも窮屈な設計を求められるのが常ですが、
今回はあえて床レベルに変化を付けてみました。


住まい手であり、作り手でもある杉原さん。
黙々と仕事に打ち込む大工の大石さん。

みんな一生懸命頑張っています。


僕も負けないように・・・。
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by a-kashi | 2008-04-19 00:18 | 記録:海鳴り届くすまい | Comments(0)

模型写真

模型写真を撮りました。

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                               (模型製作:塚本さん)
背景に白いスチレンボードを置いて、
ベースにダンボールを敷いて、
部屋の照明は落とし、
指向性のある光源としてスタンドの明かりを灯して・・・。

フラッシュを使わず、
ちょっと明るめの部分に露出を合わせ、
構図を決めてシャッターを切りました。

所内で、模型写真撮影の「にわか講習会」。

模型を作り、上から眺めただけでは見えない世界が、
模型写真を撮ることで見えてくるから不思議です。
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by a-kashi | 2008-04-17 20:07 | 建築 | Comments(0)

今朝、玄関先でかみさんが見つけました。


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僕達が近づいても飛び去らず、
暫く壷の脇で羽を休めていました。

不思議だな、
何故こんなに色鮮やかなんだろう・・・・。
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by a-kashi | 2008-04-16 21:31 | 自然 | Comments(0)

湖西連峰

先輩、友人に連れられ、湖西連峰を歩きました。
日曜日のことです。

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日頃運動不足の僕には、少々厳しい道程でしたが、
無事に湖西連峰を歩いてきました。
新所原の登山口から、石巻山までの行程です。
普段履き慣れない靴での山歩き、
途中で靴は・・・。

桜吹雪、そして椿咲く山道。
何だかとても気持ちの良い一時でした。

山を歩くのは心地よいの良いものです。
豊かな自然、澄み切った空気・・・。

黙々と歩き続けると、僕達の心持は外に向かうのではなく、
「お前は大丈夫か?」と禅問答のように、
内に向かって行くのが何とも心地よい。



下山して、温泉で一風呂。

そこで眼に留まったのが竹の子です。
基本的に食い意地が張っているようですネ。
修験僧のように、達観した境地には最終的には至らないようです・・・。

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竹の子をしっかりと洗い、根元からドライバーでグリグリと穴を明けました。
そこに醤油と酒を流し込んで、ゴボウで栓。

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オーブンで、しっかりと焼きました。

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焼き上がった竹の子をカット!
美味そうに見えますか?

美味いんです!
酒と醤油が染みた真中あたりと、柔らかな穂先部分が絶品です。


採れたての竹の子はエグ味が出ないので、
この調理法でも大丈夫なようです。


今回の竹の子は100円で買い求めました。
駄目なら仕方ないとうことで、チャレンジしてみました。
結果オーライ!


美味かった・・・。
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by a-kashi | 2008-04-14 20:45 | 暮らし | Comments(0)

街に暮らす

「中庭のあるすまい」
街中で工事が進んでいます。

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街中とは云うものの、徒歩数分のところに緑豊かな公園が広がり、
自転車でも気軽に中心市街地に出られる距離。
図書館、美術館といった公共施設も徒歩圏内にあります。


確かに敷地はタイトです。

植物や庭仕事が好きな建て主さんは、
ゆったりとした別の敷地を検討したりしましたが、
僕は住み慣れたこの土地で建て替えすることを勧めました。

敷地としては窮屈かもしれない街中で、
心豊かに暮らせる場を生み出すことが今回のテーマ。

外装関係の工事を終え、
これから内部の仕上げを進めて行きます。
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by a-kashi | 2008-04-10 21:53 | 記録:中庭のあるすまい | Comments(0)

赤いランドセル

今日が入学式でした。

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赤いランドセル。
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by a-kashi | 2008-04-07 22:39 | 暮らし | Comments(6)

まち歩き

先週末の土曜日に、新居と舞阪のまちを歩きました。
「中野町を考える会」の活動です。

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「入り鉄砲と出女」に注意と云う訳じゃないけど、新居関所には鉄砲梁があって、
天井高が1830mmの旅籠屋を楽しんで、
脱着可能なササラコ下見のパネルに感心して、
地元の「まちづくりの会」が保存再生した建物を訪れて、
旅籠屋の階段廻りの雰囲気に、またまた感心して、
開口部の妙、暗い室内の空気も良いもんだと思って、
青空を切る屋並みが美しくて、
漁港をそぞろ歩いて、
中庭の、しっとりとした空気に惹かれて・・・。

まち歩きは終わりました。


帰り掛けに、いつもの魚屋へ。
「太刀魚」を買いもとめ、塩焼き、煮付けにして頂きました。


何しに行ったのかって?
まあ、これからのお楽しみ・・・。
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by a-kashi | 2008-04-07 21:49 | まちづくり | Comments(0)