時々日記
2024-02-12T08:13:27+09:00
a-kashi
浜松市の建築設計事務所 アトリエ樫の日々日記
Excite Blog
森とすまいの会 第99回サロン
http://atlkashi.exblog.jp/33257737/
2024-02-12T08:13:00+09:00
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建築
先の土曜日「森とすまいの会」のサロンが天竜区春野町で開催されました。今回の開催で99回目になります。第1回の開催が1998年の9月ですから、25年以上の長きに渡る歩みになります。25年で約100回ですから、概ね四季折々で1回の開催になりますね。次回は一区切りの100回目の開催となりますので、活動の新陳代謝を行う意味合いも込めて、新しく加わってくれた仲間達と定期的に集まって話し合いを続けています。そうした中、今回のサロンが浜松市天竜区春野町石打松下の舩窪さんの山林で開かれました。
サロンというかたちで舩窪さんの所有林を案内して頂き、お話を伺うのは3回目になります。今回、案内して頂いた林地の林齢を伺ったら60年生とのこと。丁度、自分と同じ年齢の杉の木が、伐採され、葉枯らしされ、玉切りされた上で集材されていく様子を見せて頂くことができました。60年生の自分と、60年生の杉の木のサイズの違いにびっくりです。
今回のサロンでは舩窪さんの息子さんも案内役を務めてくれました。息子さんは大学卒業後、大企業のプラント設計等の業務に就かれた後、数年前から郷里に帰り、林業に携わっています。彼からの「戦後の拡大造林や、材価の高騰という状況は極めて特殊な状況下で生まれたものだけれども、そうした状況を冷静に理解している林業家は少ないかもしれない」という話は、僕自身も含めてそういう認識かもしれないと改めて感じました。林業という枠組みや考え方が、これからは大きく変わっていくのかも知れません。「森とすまいの会」そして「舩窪さんの林業」もある意味、事業継承のタイミングを迎えています。相手にするのが杉桧、そしてその先にある大いなる自然環境。25年経っても、100回開催しても、何かが大きく変わることはないかも知れないけれど、継続して何かを考え続けることが大切だと感じ入るサロンでした。
山歩きを終え、舩窪さんの御自宅へ。
庭先で車座になっての対談。
これまでのサロンで、最もサロンらしい雰囲気だったかも。ほっこりと楽しかったです。
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大晦日
http://atlkashi.exblog.jp/33207092/
2023-12-31T15:48:00+09:00
2023-12-31T15:48:42+09:00
2023-12-31T15:48:42+09:00
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暮らし
気が付いたら大晦日。あっという間に一年が過ぎていました。今年は建築士会の全国大会が静岡県で開催されたり、建築設計という仕事だけではなく、何とも慌ただしい一年でした。そんな忙しい中にあっても、静岡建築仲間に誘われて東京や静岡で展示会を開催したり、旅に出たり。山仲間に誘われて、十枚山、燕岳、瑞牆山に出掛けたり、酒を酌み交わしたり。この一年楽しく動くことが出来たのは、多くの仲間がいたからだと改めて思います。この一年、ありがとうございました。来年もまた、引き続きよろしくお願いします!年の瀬の餅つき大会、お節料理の肉団子作りと恒例行事が続きます。
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地鎮祭
http://atlkashi.exblog.jp/33187938/
2023-12-17T13:16:00+09:00
2023-12-17T13:20:25+09:00
2023-12-17T13:16:22+09:00
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記録:Less is more
昨日、時折小雨が降る中、無事に地鎮祭が執り行われました。 工事金額の調整に時間が掛かり、当初予定から2か月遅れでの開催です。ここに至るまで、建て主さんを始め、工務店の方、多くの方々に御迷惑をお掛けし、そうした中でも皆さんからの御協力を頂けたことに深く感謝しております。お互いに知恵を出し合い、共通項を見つける作業の繰り返しは、少々しんどいものがあったかと思いますが、最終的には本当に必要な物、必要な大きさを自問しながら確認して行く作業となりました。毎回、住まいづくりの現場が始まる時に、その名称を付けています。いろいろ考えましたが、今回は「Less is more」と名付けることにしました。建て主さんにお話をしたら、最初はきょとんとしていましたが、トンと腑に落ちた様子。喜んで下さりました。頑なにではなく、片意地張らない自然体で、「Less is more」な暮らしの場を築いて行きたいと思います。
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新たに小屋を計画中 Barn
http://atlkashi.exblog.jp/33155392/
2023-11-21T21:34:00+09:00
2023-11-21T21:38:26+09:00
2023-11-21T21:34:47+09:00
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記録:車寄せのあるすまい
敷地内に住まいとは別に、建物を築くこと。単に寝て起きるだけだった住まいに、
新たな価値を見出そうとする行動の発芽なのかも知れません。
屋敷内に母屋が有って、脇屋が有った構成に似ています。
この先に、新しい暮らしの形が見えてくるのかも知れません。
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ホームページのメンテナンス
http://atlkashi.exblog.jp/33154417/
2023-11-20T16:50:00+09:00
2023-11-21T07:17:53+09:00
2023-11-20T16:50:55+09:00
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建築
掲載していた竣工当時の自宅の写真を、築後25年以上を過ぎた現在のものに入れ替えました。「仕事」のページには描き貯めたスケッチをご覧出来る様に、ボタンを追加しました。こうして少しづつ手入れをしていくと、ホームページが生きいきとしてきます。住まいも同じ、何事もお手入れメンテナンスが大切ですね。これからも少しづつ、お手入れを重ねて行きたいと思います。出来立て新品の住まいよりも、暮らしを重ねた住まいの方が、ぐっと魅力的になります。
アトリエ樫のHPはこちらから
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展示会で紹介したすまい3:川べりのすまい
http://atlkashi.exblog.jp/33148877/
2023-11-13T14:22:00+09:00
2023-11-15T14:12:22+09:00
2023-11-13T14:22:57+09:00
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建築
先祖代々農業を生業としてきた、農家の住まい。
二世帯6人家族の住まいです。
建て主さんは、華奢で優美な感じではなく、
どんと構えた総二階の住まいを希望。
要望を受けた設計者としては、総二階であるものの、
階高を抑えた伸びやかな住まいを提案。
2階の一部を吹抜けとすることで、
上部からの採光を下階に導く構成としました。
階高を抑えることで、上下階の行き来が楽になります。
空間的にも繋がりが生まれます。
敷地は静岡県西部にある一級河川の畔。先祖代々農家のご両親と、娘さん夫婦4人が暮らす大らかな二世帯住宅を計画しました。敷地の南側には川の土手を望み、南東には橋が掛かっています。こうした周辺環境から、川べりの土手をお散歩する方などからの見下ろしの視線を切ることが、計画を進める上で一つのポイントになりました。 当初、こちらが提案したのは二階建て部分と下屋で構成するものでしたが、取り壊すことになった母屋の造りに似た総二階の建物を建て主さんは希望されました。 こうした設計の要件を受け止めて、帽子のつばを深く下げ、立ちを抑えた住まいを設計。瓦屋根の下屋の軒先は手が届くほどに低いですが、2階の連窓から届く日差しが、吹抜けを介して、1寸厚の桧の縁甲板を温めます。そうそう、階高を抑えることも大きな目標でした。1階床から2階床までを2423㎜に抑えています。
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展示会で紹介したすまい2:棟持ち柱のあるすまい
http://atlkashi.exblog.jp/33147289/
2023-11-11T15:50:00+09:00
2023-11-15T16:43:46+09:00
2023-11-11T15:50:56+09:00
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建築
棟持ち柱とは棟木を直接支える柱。
雨露をしのぐ一室空間の初源的な住まいに見られる、存在感の強い柱。
こと雨量が多い我が国にあって、屋根を架けることが、
即ち住まいを造ることだと改めて感じさせてくれます。
展示会に来られたスリランカ出身の女性が、
「棟持ち柱のあるすまい」の写真を見て、
「私の実家に似ています」と言われたとか。
白い外壁と深い軒下空間がそう感じさせたのか、
直接お話を聞いてみたかった。
これまで携わったことのある住宅設計の仕事の中で、最も広い敷地だと思います。敷地の西側には梅園、北側には神社の鎮守の森が広がっています。敷地全体に手を加えるとなると、莫大な費用が掛かることが想定されたので、既存の庭は基本的には残した上で計画を進めることにしました。建て主さんからの希望を受けて、平屋の住まいを計画。敷地に余裕があるので、設計を進めて行く中で、計画規模が少しずつ大きくなってしまいました。計画中に、新たな家族が増えたから致し方ないのかも知れませんね。最終的には丁度良いのかも。(笑) 30代の建て主さんからは、モダンな内部空間のリクエストを受けました。普段の小屋組みとは異なる、二重垂木構造を検討。屋根断熱でありながら、ある程度の断熱層の厚みとゆったりとした通気層を確保でき、なおかつシャープな軒先を作ることができる構成に可能性を感じました。平屋の場合は軒先が目に近いので、2階屋と同じように考えると野暮になります。 小屋組みを考えることは、単に構造を考えることのみならず、住まいの持つ雰囲気や質感を考えることにも繋がります。
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展示会で紹介したすまい1:丘の上のすまい
http://atlkashi.exblog.jp/33146438/
2023-11-10T15:48:00+09:00
2023-11-15T14:05:48+09:00
2023-11-10T15:48:53+09:00
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建築
屋根架構は天秤梁で構成。緩勾配の天井を張った、
しっとりとした雰囲気の住まい。
模様替え好きの建て主さんが、楽しそうに暮らしを重ねています。
小屋の梁間が3間半。
普通に束立てすると間崩れした感じになるところ、
内法から上を大壁に切り替えて全体の調子を整えています。
敷地は静岡県中部の小高い丘の上。丘の上からは、延々と続く茶畑を望むことができます。敷地を大きく捉えると緩やかな南斜面。なおかつ南側には芝生の公園が広がっているので非常に大らかな印象を受けました。こうした伸びやかな敷地に建物は計画されました。 南北に奥行きのある敷地の中央に住まいを配置。南から、公園、南の庭、住まい、北の庭が連続する団子4兄弟の並びです。 計画した住まいは、主屋の2階建て部分に下屋が取り巻く構成。主屋は4.5間×3.5間のボリューム。下屋部分には、濡縁、水廻り、洗濯物干し場、雨天時の降車に便利な軒下空間が設けられています。 小屋組みには天秤梁を用いました。地棟は化粧で表しとしますが、そこから上は2寸勾配の天井懐内に納めています。緩勾配の天井の下に佇むと、視線は自然と外部に誘われて行きます。穏やかな佇まいの住まいです。
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展示会の終了
http://atlkashi.exblog.jp/33144610/
2023-11-08T16:11:00+09:00
2023-11-08T16:11:51+09:00
2023-11-08T16:11:29+09:00
a-kashi
建築
今年は「住まいづくりの夕べ」と題したスライド上映会も開催。
4人の設計者がそれぞれの視点で家づくりに対する考えをお話しました。
建築仲間の家づくり展とは云うものの、
設計者同士では設計の進め方や考え方について深く議論を交わすことは少ないもの。
「住まいづくりの夕べ」は住まい手に向けてのレクチャですが、
僕達設計者に取っても、お互いの考え方を知る貴重な機会となりました。
アトリエ樫は「住まいづくりの落書き帳」と題して、
写真と共に様々なフリーハンドスケッチを展示しました。
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「住まい巡り2023 静岡展」の開催
http://atlkashi.exblog.jp/33121089/
2023-10-11T07:27:00+09:00
2023-10-11T08:13:18+09:00
2023-10-11T07:27:10+09:00
a-kashi
建築
11月4日土曜日の16時からは「すまいづくりの夕べ」と題して、
4人の設計者がお話をする機会も設けました。
アトリエ樫では「すまいづくりの落書き帳」と題して、
フリーハンドの図面で三者三様の住まいを楽しく紹介しています。
会期中は「大道芸ワールドカップin静岡」も開催中。
お近くの方は、是非足をお運びください。
こちらは東京展での会場風景。
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「住まい巡り 2023」
http://atlkashi.exblog.jp/33024784/
2023-07-07T10:48:00+09:00
2023-07-07T10:48:31+09:00
2023-07-07T10:48:31+09:00
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建築
是非!
7/8(土) 13:00~18:00
7/9(日) 11:00~16:00
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すまいづくりサロンのご案内
http://atlkashi.exblog.jp/33006913/
2023-06-20T15:31:00+09:00
2023-06-20T15:31:54+09:00
2023-06-20T15:31:54+09:00
a-kashi
建築
ご興味の有る方は、是非ご参加ください。
参加申し込みは、今回サロンの担当事務局。
岸井設計室の岸井さんまでよろしくお願いします。
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ホームページのデザイン変更
http://atlkashi.exblog.jp/32972182/
2023-05-12T16:50:00+09:00
2023-05-12T16:50:31+09:00
2023-05-12T16:50:31+09:00
a-kashi
建築
理由はよく分からないのですが、ついつい縦位置でカメラを構えてしまいます。
そんなこともあって、トップページの画像を縦位置のレイアウトに変更。
「アトリエ樫のHP」
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ホームページを更新しました
http://atlkashi.exblog.jp/32959034/
2023-04-27T14:47:00+09:00
2023-04-27T14:47:13+09:00
2023-04-27T14:47:13+09:00
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記録:棟持ち柱のあるすまい
ホームページを更新しました。
既存建物の解体が始まったのは概ね1年前。大らかな平屋のすまいが完成しました。
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母屋の型ガラス
http://atlkashi.exblog.jp/32905340/
2023-02-24T18:00:00+09:00
2023-02-24T18:04:37+09:00
2023-02-24T18:00:46+09:00
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記録:棟持ち柱のあるすまい
その母屋で使われていた型ガラスが気になって、
解体前に大工さんに取り外してもらいました。
取り置いた型ガラスを、
新しく建てた住まいの建具に嵌め込んでいます。
ガラスが入るまでちょっと心配だったけれど、
生まれ変わったように きらきらと輝いています。
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