2007年 08月 19日
旅の風景-3 高知 「パジャマ姿で買い物へ」
家人と結婚する前の話。
当時アウトドア少年、もといアウトドア青年(27歳)だった僕は、
友達と連れ立って、四万十川へカヌーツーリングに出掛けたのでした。
以来、高知へは毎年夏に訪れています。
高知は家人の生まれた処。
しかし、何とも不思議で魅了的な処。
今年の夏も、家族皆で高知へ向い、毎晩のように宴が始まりました。
途中、酒のツマミが欲しくなった僕は、
パジャマ姿でスーパーに買い物へ・・・。
昼間のように明るい蛍光灯の下でも、恥ずかしくないんです。
周りも、自然に受け入れてくれます。
毎年、「よさこい祭」の時期に訪れている為かもしれませんが、
高知という街は何ともオープンマインド。
そこに暮らす人が皆、自由に自分自身の主張を持って生きている。
街中のアーケードでも「しかり」。
商品搬入の車は、アーケードの中を自由に動き回り、
買い物客も、車を多少気にしながら自由に動き、
放置自転車と休憩のベンチが適当に混在し・・・。
ルールは自分達で決めるもの。
心豊かに生きることこそ、自身が求めるもの。
「格好よく生きる」ことは、
少なくとも「格好付けて生きる」ことではないことを高知の街は教えてくれます。
見せ掛けではない、本当の幸せが、街の中に溢れています。
by a-kashi
| 2007-08-19 19:49
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