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土葺き瓦

瓦屋根が美しい。
棟の部分を残し、屋根がまとまってきた。

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屋根瓦の通りは、軒先から直線的見るだけではなく、
斜めから見た時の瓦の通りの良さで、その職人さんの腕が評価されたようだ。

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現在は瓦の寸法精度が高いが、
以前は寸法のバラツキが大きかった。
現場の裁量、職人の腕で仕上りに大きな差が生まれたようだ。

話は横道に逸れるけれど、建築の近代化は、
こうした造り手によるバラツキを可能な限り押え、一定の品質を確保することに向けられた。
ツバイフォーの現場では、合板に釘を打つ墨が打たれ、
使用する釘の種類によって墨の色が異なり、釘を打つ位置までマーキングされているようだ。
誰が施工しても、同じように現場の施工は進められる。

しかし、造り手が望む本当の現場は、
その人本人の技量が試され、評価される場であると僕は思う。

性善説だと笑われるかもしれないが、
人は人に見られ、評価されていると感じると、
人に云われる以上の仕事をすると僕は思っている。
人に指示されるがままに、仕事をこなすことほど危険なことはない。
一見、決められた仕様を守っているように見えるけれど・・・。
by a-kashi | 2005-08-05 20:23 | 記録:すまいづくりWS | Comments(0)