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ドアノブ

ドアノブ。

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毎日、必ず触れるところ。
玄関ドアのドアノブ。

確か、「住宅建築」の永田昌民さん特集で紹介されているのを見て、
我が家の玄関ドアにも取り付けた。
堀商店のドアノブ、PRDシリーズ。


建築の材料を選択する時、
先ずは体に触れる部分から優先していくと良いと思う。

足に触れる床材。
そして、時に手に触れる壁材。
最後に天井材・・・。

これらは大きく捉えた仕上げの範囲だけど、
個々のパーツで捉えると、玄関ドアノブはとても大切な部位かも知れない。


家を出る時、最後に触れるところ。
家に帰って、最初に触れるところ。


玄関ドアのドアノブには、
その家、そのものを感じさせる優しさと、
確かさを併せ持ちたいものだ・・・。


断面は扁平で優しい形。
十数年、皆の手に触れ続け、
真鍮の握り玉は輝きを増すばかり・・・。


今回紹介したのは開き戸。
実は、引戸の引手と鍵が中々難しい・・・。
Commented by gohankappa at 2010-03-31 09:28 x
素敵なドアノブです。
こういうシンプルなものが
結局あきのこないもので
あるかもしれません。
家をお願いする方としては、
ドアノブにこんなのをつけたいと
思っても、
作り手さんからみれば、
この場所にこれ?と
思われることもあるんだろうな。
施主さんによって
こだわるパーツが違うと
思うのですが、
私は、なんだろう?
こだわるところからその人の人となりが
見えてしまうかも。。
だとしたら、私は木を見て森を水の
整理整頓が苦手なひとだなぁということが、
露呈してしまって、恥ずかしいです。
家を建てるって、自分を裸にして
向き合っていくように思うので、、
ほんとうは楽し、苦しい作業のように
思います。。。
Commented by a-kashi at 2010-03-31 12:37
確かにそうですね、
こだわりは人に拠って様々です・・・。

こだわりなく住まいを創るという、
禅問答のようなこだわり方もあります。

住まいの中に佇んで、
心安らかな気持ちになれたら、それで良いと思うと、
家を建てることは苦ではなく、気が楽になるかも知れません。

最終的に欲しいのはモノではなく、
心地よい居場所・・・。
by a-kashi | 2010-03-30 22:29 | 暮らし | Comments(2)