設計事務所検査

「山裾のすまい」
本日、設計事務所検査を行いました。

工事着手は2月初旬。
木ごころ工房の松村さんを中心に、
3ヶ月弱で工事をまとめて下さった職人さん達に感謝です。

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今回の住まいは、大きな2階建ての母屋の南東側に、母屋と直交するかたちで置かれています。こうした建物をこの辺りでは「脇屋」と呼ぶこともある様です。脇屋は母屋よりも小さく造ります。1階が土間で、2階に小さな居室を設けていることも多々あります。1階部分が土間の為、建物全体の高さが抑えられ、水平線の効いた美しい佇まいの建物を見掛けます。

脇屋は農作業小屋として使われますが、時に母屋を補完する住居としても機能します。隠居した夫婦が母屋を離れ住居として使ったり、若夫婦が住まいとして利用を始めることもあります。「山裾のすまい」は後者の事例になります。同一敷地内にある複数の建物を活かして暮らしを紡ぐ、先人の知恵を改めて見直す意味がありそうです。のどかな地方都市であるからこそ叶う、豊かな暮らしが そこに在ります。

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建物の旧状を留めつつ、新しい要素を違和感なく盛り込むことができました。

設計: 一級建築士事務所アトリエ樫 (現場担当:坂田洋子)
施工: 木こころ工房 (松村寛生さん)
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# by a-kashi | 2018-04-19 18:38 | 記録:山裾のすまい | Comments(0)

日々

井上さんちで、世間話 諸々。

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# by a-kashi | 2018-04-11 21:48 | 建築 | Comments(0)

不思議な感覚

本体工事の引き渡しを終え、外構工事を終え、数名の方に住まいを見学をして頂き、
数日前、本当の意味で引き渡しを迎えることができました。
建て主さんから初めて連絡を頂いたのは、平成28年の4月26日。
気が付けば、約2年の月日が流れています。

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工務店の渥美さん、
大工棟梁の竹本さん、
外構工事の鈴木さんをはじめ、
多くの方のお世話になりました。

建て主さんの友人の職人さん達も、多くの工事に関わっています。
皆さん、本当に ありがとうございました。

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住まい手が変わり、敷地条件や環境が変わり、
自ら意識して変えずとも、置かれた環境や敷地条件に即して、
住まいは少しづつ変わって行きます。

何だかちょっと、不思議な感覚です。
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# by a-kashi | 2018-04-04 20:50 | 記録:海風届くすまい | Comments(0)

床のワックス掛け

建て主さんと一緒に塗った床のワックス掛けの仕上がりが気になって、現場に足を運びました。オスモの湧本さんも来てくれて、いろいろとお話を聞きました。今回使用したのは、オスモカラーフロアクリアエクスプレス。以前は、フロアクリアスーパーラピッドでしたが、その時よりも塗料の乾燥時間が短くなってるとのこと。二度塗りまでの空き時間が短くなるのは良いのですが、乾燥が早い分、塗り斑(むら)が出やすいので、僕達素人が扱うのは難しいとのことでした。湧本さんの話に、フムフムフム・・・。

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アトリエ樫では床材に杉板を用いることが多々あります。
杉板は塗料の吸い込みがよく、塗り斑(むら)になり難いとのこと。
今回の床材はナラ材。広葉樹の方が、ワックス掛けは難しい様です。
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# by a-kashi | 2018-03-13 20:44 | 記録:海風届くすまい | Comments(0)

内(ウチ)と外(ソト)

「山裾のすまい」玄関廻り。既存建物の改修です。

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これまでは、漫然と繋がっていた内と外。
4枚建てのアルミサッシュが納まっていました。

袖壁を付け、逆に開口部を絞り込むことで、
内(ウチ)と外(ソト)の関係が強まった気がします。

切り取られた先の、 既存の庭との関係がポイントになりそうです・・・。
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# by a-kashi | 2018-03-06 21:45 | 記録:山裾のすまい | Comments(0)

無事 引き渡し

「海風届くすまい」、本日 引き渡しでした。
施工:入野渥美建築 現場監督 渥美さん、大工棟梁 竹本さん。本当にお疲れ様でした。
引き渡しの後、建て主さんと一緒にワックス掛け。明日からは引き続き、外構工事に入ります。

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延べ面積26坪弱のコンパクトな住まいですが、
室内に佇むと十二分な広がりを感じることができます。
開いたり閉じたり、楽しく空間が展開していきます。
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# by a-kashi | 2018-03-04 17:16 | 記録:海風届くすまい | Comments(0)

屋根材の現場成形

今回で二度目の経験です。
ロール状の鋼板と成形機を現場に持ち込み、継ぎ目なしの屋根材を現場成形しました。

通常は工場や問屋さんで、成形してトラックで現場搬入します。
そうなると一般的には、現場搬入・運送の都合から8m程度の長さが限界。
今回の屋根の全長は概ね13m。通常だとジョイントが入ります。

しかし、工事をお願いした板金屋さんが成形機を持っていたこと、
それから現場が広くて作業スペースを確保できたことから、
継ぎ目なし一本物の板金屋根材を現場でつくることになりました
。現場搬入可の段葺き用の成形機を持っているのは、浜松では この会社だけだそうです。

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コイル幅の定尺や、地域毎に扱われている材料寸法が異なることを教えてもらったり、
とっても勉強になりました。
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# by a-kashi | 2018-02-16 18:21 | 記録:母なるすまい | Comments(0)

お気に入りのアングル

今日は「海風届くすまい」の現場監理。
最近見つけた、お気に入りのアングルが この写真。

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階段を進んでいく過程で、
一旦狭まった視界が、緩やかに広がって行く感じが心地よい。
2階に上って行った筈なのに、地面が近づいていく感じが何とも不思議・・・。
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# by a-kashi | 2018-02-01 18:04 | 記録:海風届くすまい | Comments(0)

ハウス in ハウス

「山裾のすまい」

増改築工事が始まっています。
増改築と云っても、住まいの中に住まいを築く計画。
玄関廻りを除き、基本的に外観は変わりません。

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遠州地方によく見られる脇屋を、住まいに改修して行きます。
先ずは水廻りを1階の土間部分に増築。
増築と云っても、床面積は増えません・・・。

ちょっと不思議な感じですね。

大工棟梁は、建主さんのご指名で、
木ごころ工房、木遊舎の松村寛生さん。
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# by a-kashi | 2018-01-31 18:06 | 記録:山裾のすまい | Comments(0)

無事 上棟

上棟二日目が終了しました。

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「母なるすまい」の屋根勾配は6寸。
水平方向10に対して、6上がる勾配になります。
大工さん達の話では、屋根勾配が急で足腰に負担が掛かるとのことでした。
寒風吹く中、無事に二日目が終了して、本当に良かったです。

屋根勾配はインテリアと密接に関係しています。
「急勾配の屋根は壁の親戚」。内包的で優しい内部空間が生まれました。

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天井の勾配は、そこに佇む僕達の心持ちに大きな影響を与えます。
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# by a-kashi | 2018-01-30 20:40 | 記録:母なるすまい | Comments(0)

スズキコーヒー焙煎所

スズキコーヒー焙煎所のホームページが、
リニューアルされていました。

素敵な線画に惹かれます。
SUZUKI COFFEE ROASTERY
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# by a-kashi | 2018-01-26 21:51 | 暮らし | Comments(0)

もう直ぐ

「母なるすまい」が、もう直ぐ上棟を迎えます。
 助産院を併設した 住まいです。

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この模型よりも、最終的には一回り小さくなりましたが、基本的な佇まいは変わらず。
平屋の様にも見える、つつましやかな立ち姿です。

建物外周の壁面には厚貫を配し、竹小舞の上に土壁を施します。
工程表では、土壁を雨量の少ない2月末までに終える予定。
お楽しみに!
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# by a-kashi | 2018-01-15 18:43 | 記録:母なるすまい | Comments(0)

対角に抜ける視線

海風届くすまいは、延べ面積26坪程度とコンパクト。
けれども、数字では理解できない広がりを体感することができます。

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その理由の一つは「対角に抜ける視線」が、住まいの中に確保されていること。
居間に置かれたソファのあたりから、食堂と台所側を望んだアングルが上の写真です。
単純に空間を団子の様に連ねた場合と比較して、対角の視線はおよそ1.4倍に広がります。

ちょっと大げさですが、26坪が36.4坪に・・・。

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木工事は終盤戦。
階段も掛けられました。
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# by a-kashi | 2018-01-09 18:14 | 記録:海風届くすまい | Comments(0)

尉ヶ峰

正月の運動不足解消を兼ねて、かみさんと一緒に尉ヶ峰(じょうがみね)へ低山ハイク。
3時間半の山行で、気分もリフレッシュしました。
山裾に車を停めて、時計回りに尾根筋を進み、麓に降りてからは姫街道を散策したりして、
変化に富んだルートになりました。

山の中腹から見える浜名湖、そして遠州灘が美しかった。

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自宅から僅か1時間で、現地に到着。
こんなに豊かな自然を身近に満喫できる浜松。
もっと楽しまなくちゃ、もったいないですね・・・。
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# by a-kashi | 2018-01-07 10:43 | 暮らし | Comments(0)

新年あけましておめでとうございます。

我家の年中行事なのですが、元旦の朝は遠州灘へ向かいます。
延々と続く砂浜の先に、太陽は昇ってきます。

その年毎に異なった表情を見せてくれるのですが、
今年の初日の出は、ズドンと海から昇ってきました。

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穏やかな一年であります様に。
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# by a-kashi | 2018-01-01 15:08 | 暮らし | Comments(0)

木工事は佳境

木工事は佳境を迎えています。

建て方を終えて暫くは、屋根廻りの仕舞い。
その後、外壁廻りや開口部廻りの仕舞い。
そして1階廻りの床下地、2階廻りの下地や床をまとめ・・・。
とにかく木工事は延々と続きます。

現在、大工の竹本さんは内部造作、
枠廻りの仕事に向かっています。

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敷居や鴨居といった造作材。
こうした材料は、ある意味で建物の輪郭を決めて行きます。
輪郭が定まると、仕上げに掛かることが可能になります。

左官屋さん、塗装屋さんが現場に入ってきます。
建具屋さんも寸法を採りにきます。


木工事は佳境を迎えています。
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# by a-kashi | 2017-12-13 17:26 | 記録:海風届くすまい | Comments(0)

加工場へ案内

建て主さんを、大工さんが墨付け刻みの作業を行っている加工場へご案内。
大梁がゴロゴロと並ぶ壮観の現場です。

今回、小梁の断面に変化をつけてみました。
大工さんと相談して決めましたが、竿縁天井の竿の様な断面です。
架構として組まれた時に、実際どんな風に見えるのか楽しみです。

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小梁に こうした変化を付けたのは、実は初めてのこと。
それには、ちょっとした理由があります。

その謎解きは、またの機会に・・・。


長さ20尺の登り梁(角垂木)。
赤身勝ちの元を、風雨に曝される外部側持って来たり。
大工さんの気配り、木配りに、建て主さんは感心すること頻り。
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# by a-kashi | 2017-12-08 18:26 | 記録:母なるすまい | Comments(0)

墨付・刻み

「母なるすまい」の墨付け刻み。
工務店、番匠さんの加工場にて打ち合わせを行いました。
現場監督さんと大工棟梁、それからアトリエ樫。総勢5人で図面を囲みます。
竹木舞に土壁を施した住まいです。

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構造材の墨付け刻みと云っても、
玄関廻りや屋根廻り、諸々細かな納まりも絡んできて、
2時間強の打ち合わせとなりました。

今回の建物は竹小舞い土塗り壁の住まいと云う事で、
建て方後に外部の木工事に廻ることが出来ません。
屋根廻りを納めたら屋内の造作工事に掛かります。

ということで、真壁を基本としているのでシンプルと云えども、
内部の枠回り詳細も早めに検討する必要があります。


1月中旬の上棟に向けて、
大工さんの刻みの作業は進んで行きます。

次週は、建て主さんと一緒に改めて加工場に足を運びます。
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# by a-kashi | 2017-12-01 16:04 | 記録:母なるすまい | Comments(0)

「住まいのグラフィティ」。 
奏でるSumaiの写真を数枚追加します。
三角形平面の玄関も含め、僕の写真の腕では撮りきれません。

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巡り 巡る 不思議な趣き。
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# by a-kashi | 2017-11-07 21:56 | 建築 | Comments(0)

住まいのグラフィティ

「住まいマガジン びお」のコーナー「住まいのグラフィティ」に、
アトリエ樫が設計者として家づくりに関わった、
「奏でるSumai」が紹介されています。

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住まい手からの言葉も添えられています。是非ご覧ください。
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# by a-kashi | 2017-11-07 11:28 | 建築 | Comments(0)