カテゴリ:記録:ひのき普請のすまい( 6 )

平成19年2月13日

建て主さんと初めて会ったのが、平成19年2月13日。
約2年前のことです・・・。

年末に引越しを済ませていましたが、
外構工事も終わり、めでたく今日が引き渡しとなりました。


事務所の皆、車で約2時間。
遠方の現場ではなく、遠方の住まいに出掛けたのでした。

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家具が持ち込まれ、荷物が持ち込まれ。
人の暮らしが紡がれて、何だかとても暖かい。

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改めて現場を確認し、引渡しを終え、雑談を交わし・・・。
本当に良かったと思いました。

僕  :  「良かったですね」。
Iさん : 「出来上がるまで、よく分からなかったけれど、本当に良かった」。


店頭に並ぶ車を買うのではなく、
目に見えないものに対して、車を買うこと以上の投資・・・。
「家づくり」は度胸が入ります。


「アンタ達に賭けて良かった」。
僕には、そんな風に聞こえました。
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by a-kashi | 2009-01-21 20:12 | 記録:ひのき普請のすまい | Comments(0)

ホッとしました

数日前に行った時、
所狭しと複数の職人さんが、現場を駆け回っていました。
本当に間に合うのか不安でした・・・。

僕からすると、「工期に間に合うのか」ということ以上に、
こんなにバタバタと仕事を進めて、仕上がりは大丈夫なのかと心配でした。
事情があるとは云え、家造りは「どっしり腰を据えて」進めたいものです。

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しかし、どうにか間に合いました。
外構や植栽関係の工事を除き、滑り込みセーフ。
仕上がりも上々です。

30代前半ですが、肝っ玉の据わった現場監督の度量には脱帽しました。

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二世帯住宅、現場が遠い、法規制が厳しい、
スケジュールがタイト・・・。

慌しく、走りながら考えるような仕事でした。
けれども、不思議と現場は楽しかった。


昨晩、現場監督の戸松さんに、こんなことを云われました。
「皆で一緒に創っている」という実感があって、とても楽しかった。
その言葉を聞いて、こちらも本当にうれしかった。

昨日は引渡し。滑り込みセーフ!
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by a-kashi | 2008-12-03 20:30 | 記録:ひのき普請のすまい | Comments(2)

佳境。

現場は佳境を迎えています。

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by a-kashi | 2008-11-14 22:27 | 記録:ひのき普請のすまい | Comments(0)

工事中

現場は佳境を迎え、只今まさしく工事中。

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物を作り出す職人さんの知恵があって、
現場を切り盛りする監督さんの知恵があって、
設計する僕達が持っている小さな知恵があって・・・。

皆で知恵を出し合って、一つの住まいを作り出そうと一生懸命考える。
現場は皆で創るもの。


あ~っ大変!
あ~っ楽しい!


この現場は、10年近く前、「比良の家」の時にお世話になった、
阿部建設さんに工事をお願いしています。

家づくりを進める上で、
僕達設計する側の想いは当然ある訳ですが、
それとは別に、作り手側の流儀や、職人にとって使い慣れた材料が当然在る訳です。

こうした状況下に設計者として乗り込む僕達は、
単に設計図通りに作ることを、作り手側に求める訳ではなく、
工務店さんや職人さん達が持つ知恵に耳を傾けた上で、
僕達だけでは知りえない、新しいものを作ろうと一生懸命考えることが大切・・・。

現場での打合せは、僕達にとって「宝の山」のようなのもの・・・。


「分からない」と素直に云えること。
「こうしたい」と素直に伝えること。


現場に立つ僕達設計者は、この二つのことを何時までも忘れちゃいけない。
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by a-kashi | 2008-10-28 20:29 | 記録:ひのき普請のすまい | Comments(2)

桧普請

8月上旬に上棟した現場です。
お盆休みをはさんで、久し振りに現場に向かいました。
昨日のことです。

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こちらの住まいづくりのネーミングには、
少し時間が掛かりました。

いろいろと考えたところ、「そうだ!この住まいは桧普請」。

さすがに、横架材(梁や桁)に桧を用いることはできませんが、
柱は桧、床も桧、造作材も桧・・・。
いつの間にか、「桧普請」の住まいになっていたのでした。

建物が建つのは愛知県。
土地柄というのも在るかも知れませんね。

普段の設計では、地場の杉材を使用することが多いのですが、
桧材を多用した時の「新しい雰囲気」に期待しています。

天竜の杉材の場合、表情、木柄が男性的です。
芯材は赤く張り、時にはクロジンと呼ばれるような黒い材料も混じり・・・。
けれども、今回梁に使用した杉材は大人しい表情。

上品な表情の桧材とも、違和感無く溶け込みそうです。


設計    : 一級建築士事務所アトリエ樫 (監理担当 坂田卓也+坂田洋子)
施工    : 阿部建設 (現場監督 戸松さん)
大工棟梁 : 楯さん
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by a-kashi | 2008-08-23 17:06 | 記録:ひのき普請のすまい | Comments(0)

コンクリート

道路から計画敷地のレベル差が、約1.5m。
土留めを兼ねて、コンクリートの壁を設けました。
アトリエ樫の仕事では、最も大係りなコンクリート工事かな・・・。

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少しづつ仕事を重ね、確認しながら進む木工事と違って、
配筋、型枠と工事が進み、一気にコンクリートの塊が生まれる工事の流れは、
別の意味で緊張感が有りますね・・・。

基礎工事は、これで粗方終了です。
8月初旬の上棟に向けて、足元の舞台は整いました。
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by a-kashi | 2008-07-25 21:55 | 記録:ひのき普請のすまい | Comments(0)