カテゴリ:記録:中庭のあるすまい( 6 )

一年目の検査

「中庭のある住まい」が、一年目の検査を迎えました。

久し振りに訪れてみると、二坪程の小さな中庭が、
竣工時には感じ得なかった大きな魅力を、
この住まいに生み出していました。


中庭や前庭に植えられた木々が、丹精込めて手入れされています・・・。
住まい手の方が、この住まいを本当に大切にして下さっていることを強く感じました。


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中庭の三方を建物が囲んでいます。

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玄関から、居間から、台所から・・・。

竣工して1年。
住まいは、「ぐっと」素敵になりました。

現場を担当したかみさんは、本当に嬉しそうです。




暮らしがあって、住まいはグッと輝きます・・・。
その逆も真なりで、人の手を離れると住まいは一気に傷みます。
「人に愛される住まいを造ること」が一番です。

超長期とか、役人が作った言葉に踊らされ、
住まいを作ることに何となく違和感を感じる今日この頃・・・。



壊すに壊せない、ゴミのような建物を超長期に造ったら、
それこそ本当に不幸です・・・。
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by a-kashi | 2009-07-13 20:44 | 記録:中庭のあるすまい | Comments(0)

心地よい疲れ

車に詰め込んだのは、プレミックスのモルタルが入った袋。
スコップ、軍手、バケツ、水糸、水準器・・・。
かみさんと二人現場にGO!

スタッフの塚本さんは、左官鏝、トロ箱、
ハツリの棒、その他、外構関係の道具を諸々・・・。
そして、彼女も現場にGO!

僕達が現場に着いて暫くすると、監督の渡辺さんが到着。
トラックの荷台には、サバ土とレンガ。
そして外構工事(レンガの積み直し)が始まりました。

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今回の工事に参加したのは、建主さん、現場の監督さん、そしてアトリエ樫の三人。

建築工事と異なり、本来は建物が出来上がってからスタートできる造園工事に、
工程の上ではシワ寄せがいってしまいがち・・・。
今回の住まいづくりでも、、後半多少バタバタしてしまいました・・・。

建物(住宅)を作ることが目的ではなく、
我々が暮らす環境を作ることが目的だとすると、
庭を作ることは極めて大切・・・。

外構工事は仕切り直して、改めて三者一緒に庭作りを行うことになりました。

かみさんは、ブロック積みが載っている本を図書館から借りてきてきました。
塚本さんは、実家から造園関係の道具を借りてきました。

「こうしたい」という想いを図面に表現するのが仕事の常ですが、
自らが土にまみれ手を動かして物を作るとなると、少々勝手が違います。
トロ箱でこねるモルタルが思いのほか重かったり、
手際よく目地を詰めないとモルタルが乾燥してしまったり・・・。

何だか疲れました。
けれども心地よい疲れ、充実感・・・。

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昼ご飯は、建て主さんが作ってくれた「あんかけ焼きそば」。
ごちそうさま、美味しかったです。


追記:
翌朝目覚めると、心地よい疲れは激しい筋肉痛に変わっていました。
   
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by a-kashi | 2008-10-03 23:51 | 記録:中庭のあるすまい | Comments(0)

ラストスパート

先日、現場に行った時には、「テンヤワンヤ」の状態でしたが、
ここ数日のラストスパートで、竣工検査の日を迎えました。

午前中に検査機関の検査を無事に終え、
午後からは住まい手の御家族と再度の現場確認を行いました。

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玄関から住まいに入るなり、
住まい手の奥さんからは、感嘆の連続!
「うわっー、うわっー、うわっー」。


数日前に現場確認の機会を設けた時は、
とても検査どころの状況ではありませんでした。
余りの変化に、こちらも「びっくり」です・・・。

現場監督の渡辺さん、現場監理の洋子さん。
そして住まい手の皆さん。
無事、今日の日を迎えられるのか、気が気でなかった様子。



狭小敷地、木造3階建て、建築基準法改正に伴う混乱期に施工・・・。
いずれにしても、大変な現場。
皆さん、本当にお疲れ様でした・・・。


設計   :一級建築士事務所アトリエ樫 (監理担当:坂田洋子)
構造設計:玉澤構造設計事務所
施工   :名興住宅(現場監督:渡辺さん)

引渡しの折に、写真は改めてアップします!




このところ、現場の竣工が続きましたが、
これから暫くは工事途中の現場と設計に専念です。


僕と、洋子さんと、塚本さんの3人4脚。
お互いに少しづつ、足を進めるタイミングが分かってきた感じでしょうか・・・。
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by a-kashi | 2008-07-31 21:37 | 記録:中庭のあるすまい | Comments(0)

もう少しだ、頑張ろう!

梅雨が明けたら、この酷暑。
炎天下での仕事で、職人さん達は大変です。

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8月早々の引渡しに向けて、現場はテンヤワンヤの状態です・・・。

適正工期というのは、正直なところ良く判りませんが、
一般的な住宅の場合、工期は約半年掛かります。

今回の住まいでは、その工期を多少オーバー・・・・。


様々な職種が複雑に絡み合い、一つの物を創り上げる建築という行為。
物を創る上での時間をコーディネートする、現場監督さんの業務は極めて大切。

掛けた時間が建物に反映される。
勝負となる工種に十分な時間を注ぎたい。


もう少しだ、頑張ろう!
引渡しまで、あと僅か・・・。
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by a-kashi | 2008-07-25 21:34 | 記録:中庭のあるすまい | Comments(0)

街に暮らす

「中庭のあるすまい」
街中で工事が進んでいます。

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街中とは云うものの、徒歩数分のところに緑豊かな公園が広がり、
自転車でも気軽に中心市街地に出られる距離。
図書館、美術館といった公共施設も徒歩圏内にあります。


確かに敷地はタイトです。

植物や庭仕事が好きな建て主さんは、
ゆったりとした別の敷地を検討したりしましたが、
僕は住み慣れたこの土地で建て替えすることを勧めました。

敷地としては窮屈かもしれない街中で、
心豊かに暮らせる場を生み出すことが今回のテーマ。

外装関係の工事を終え、
これから内部の仕上げを進めて行きます。
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by a-kashi | 2008-04-10 21:53 | 記録:中庭のあるすまい | Comments(0)

祝上棟

先日のクリスマス。
実は、一つの住まいが上棟を迎えました。
大きな、大きな、クリスマスプレゼント!

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前面道路の幅員が狭く、隣家も近接する街中のタイトな敷地。

厳しい敷地条件の中、
「緑を身近に感じながら暮らしたい」という住まい手の要望を受け、
中庭を配した木造3階建ての住まい。


c0049902_1705476.jpg通風と採光を確保し、
伸びやかな住まいを如何に実現するのかが、
今回のテーマです。

敷地の間口は限られていますが、
奥行きは深い・・・。

こうした条件が、建物の奥深さにつながればと
思っています。


現場の監理は、家人が担当。
これから楽しみです。



設計:一級建築士事務所アトリエ樫 (現場担当:坂田洋子)
施工:名興住宅
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by a-kashi | 2007-12-30 17:08 | 記録:中庭のあるすまい | Comments(0)