2005年 12月 18日
余韻
年末の慌しさ。
今日は机に向かい仕事をしていました。
お昼休み、ゴロンと横になっていると、
娘が言い寄ってきました。
「お父さん、絵本読んで!」
2冊差し出された内の1冊が、この絵本。
今日、図書館で借りてきたようです。
トルストイ作。
何だか高尚になってきました。
「ミハイル・イワノビッチ」という、お父さん熊。
「ナスターシャ・ペトローブナ」という、お母さん熊。
「ミシュートカ」という、小熊。
ちょっと、舌を噛みそうです。
そして、ひとりの女の子。
これが、総ての登場人物。
何だか、普段の絵本と読後感が違うのです。
「ここで終わりなの?」というところで、絵本は終わってしまいます。
何とも云えない余韻。
絵本の中で物語を完結するのではなく、
物語の行方と想いを読者に委ねる潔さが有ります。
絵本って、なかなか深い。
by a-kashi
| 2005-12-18 15:35
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