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ホルダー

実施図面を描く時、この道具を使います。
ホルダーと呼ばれる文具です。

ホルダー_c0049902_2038731.jpg

直径2㎜程のカーボンの芯をホルダーと呼ばれる文具に入れ、
研芯器で研いで使います。
4H、3H、2H、H、F、HB。
様々な硬さの芯を使い分けます。
メーカーに拠って微妙に硬さが異なり、
ドイツ製のSTEADTLERの方が、MITSUBISHIのUniより微妙に硬く感じられます。

実施図面を描くのはトレーシングペーパー。
こんな紙に手書きで図面を描いているのは、かなり少数派ですが、
手を動かすことと思考することは連続しているように思われ、
未だにこのスタイルです。

梅雨時はカーボンの乗りが悪く、柔らかめの芯を使います。
研芯器で、芯を研いでいると何となく間が持たれ、
不意に発想やひらめきが生まれたりします。

道具というものは不思議な物。
人との関わり方で、様々な関係が生まれます。
Commented by t-model at 2005-09-28 10:12 x
懐かしいですね。今はもうほとんどがcadですからね。学生の頃、裏書きしたり、字消し板を使ったりした頃が思い出されました。
Commented by a-kashi at 2005-10-19 20:11
研芯器でホルダーの芯を削っている間が、大好きです。
そんな時、少し図面を離れて見ることが出来るような気がします。
by a-kashi | 2005-09-20 20:54 | 建築 | Comments(2)