鉋掛け

大黒柱に立ち向かい、鉋(かんな)を掛ける竹村さん。
鉋をあてられ、杉の木肌が艶やかな表情を見せる。
今月下旬の上棟に向けて、気合満々。

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僕の子供の頃は、向いにあった大工さんの下小屋で、
鉋掛けをする大工さんの仕事をよく目にした。
「しゅるしゅるしゅる」と鉋くずが舞い上がる様は、
僕達の目を釘付けにした。

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しかし今、物づくりの現場が、僕達の日常の暮らしの場から消えてしまった。
というか、見えなくなってしまった。

浜松では、問屋街は卸商団地としてまとめられ郊外へ。
市場も郊外の中央卸売り市場へ。
威勢の良い仲買さんの声は施設の中。
街の中には響かない。

街が生き生きと楽しくないのは、
効率を優先して街の機能を純化してしまったことが大きな要因だと思う。
中心市街地に残ったのは、役所と単に物を売るだけの商店。

唯一街に出掛けて楽しいのは、デパ地下ぐらい。
そこで調理をし、販売しているという演出がなされてからだろう。
物づくりの現場も含めて、いろいろな暮らしの様が
日常生活の中に混在している方が楽しいに決まっている。


何だか話題が横道に逸れてしまいました。
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by a-kashi | 2005-07-06 18:37 | 記録:入野のすまい | Comments(0)