2013年 02月 18日
不発弾処理
息子:「浜松は大変なことになっちゃったね・・・。」
親父:「何が?」
息子:「何がって、不発弾の処理で避難しなくちゃいけないんでしょ。」
親父:「そうか、そうなんだ・・・。」
静岡新聞:平成25年2月17日 朝刊
老いては子に従えということで、僕達家族も自主非難をすることにしました。
日曜日の朝は大忙しでした。
洗濯機を回し洗濯を一巡。
おひつに残っていた御飯で、
チャーハンを慌しく作りました。
親父:「俺達、避難するよ。」
爺さん:「まあいいさ、俺たちゃテレビでも見てる・・・。」
爺さん達は、自宅に残るようです。
僕達はチャーハンを弁当箱に詰めて、とりあえず北に向かいました。
浜松城公園の駐車場に車を停めて、家族3人食事を始めました。
僕が生まれたのは、昭和38年。
終戦から18年後なんですね。
しかし、僕には戦争の記憶なんて一切ありません。
僕達が東京から浜松へ移り、
事務所を始めてから、同じく18年近くになります。
東京で暮らしていたのは、つい数年前のことのように思い起こされます。
戦争って、終わってから間もないというか、
実は終わっちゃいないんですね・・・。
追記
親父とは僕のことで、爺さんとは僕の親父のことです。
by a-kashi
| 2013-02-18 21:30
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