加工場へ案内

建て主さんを、大工さんが墨付け刻みの作業を行っている加工場へご案内。
大梁がゴロゴロと並ぶ壮観の現場です。

今回、小梁の断面に変化をつけてみました。
大工さんと相談して決めましたが、竿縁天井の竿の様な断面です。
架構として組まれた時に、実際どんな風に見えるのか楽しみです。

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小梁に こうした変化を付けたのは、実は初めてのこと。
それには、ちょっとした理由があります。

その謎解きは、またの機会に・・・。


長さ20尺の登り梁(角垂木)。
赤身勝ちの元を、風雨に曝される外部側持って来たり。
大工さんの気配り、木配りに、建て主さんは感心すること頻り。
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# by a-kashi | 2017-12-08 18:26 | 記録:母なるすまい | Comments(0)

墨付・刻み

「母なるすまい」の墨付け刻み。
工務店、番匠さんの加工場にて打ち合わせを行いました。
現場監督さんと大工棟梁、それからアトリエ樫。総勢5人で図面を囲みます。
竹木舞に土壁を施した住まいです。

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構造材の墨付け刻みと云っても、
玄関廻りや屋根廻り、諸々細かな納まりも絡んできて、
2時間強の打ち合わせとなりました。

今回の建物は竹小舞い土塗り壁の住まいと云う事で、
建て方後に外部の木工事に廻ることが出来ません。
屋根廻りを納めたら屋内の造作工事に掛かります。

ということで、真壁を基本としているのでシンプルと云えども、
内部の枠回り詳細も早めに検討する必要があります。


1月中旬の上棟に向けて、
大工さんの刻みの作業は進んで行きます。

次週は、建て主さんと一緒に改めて加工場に足を運びます。
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# by a-kashi | 2017-12-01 16:04 | 記録:母なるすまい | Comments(0)

「住まいのグラフィティ」。 
奏でるSumaiの写真を数枚追加します。
三角形平面の玄関も含め、僕の写真の腕では撮りきれません。

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巡り 巡る 不思議な趣き。
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# by a-kashi | 2017-11-07 21:56 | 建築 | Comments(0)

住まいのグラフィティ

「住まいマガジン びお」のコーナー「住まいのグラフィティ」に、
アトリエ樫が設計者として家づくりに関わった、
「奏でるSumai」が紹介されています。

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住まい手からの言葉も添えられています。是非ご覧ください。
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# by a-kashi | 2017-11-07 11:28 | 建築 | Comments(0)

ブルーシートに囲まれて

雨天延期で臨んだ上棟でしたが、
残念ながら二日目は雨天となり、
ブルーシート養生の現場を見上げています。

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まるで 海の中にいるみたい。
不思議な感じ・・・。
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# by a-kashi | 2017-09-12 20:23 | 記録:海風届くすまい | Comments(0)

夜の雨

今、小雨が降っている。
浜松は、そこそこ降水量があるけど、晴天率が非常に高い。
どうした訳かと思ったが、どうも 夜間に まとまって雨が降っているのが、その理由らしい。
海洋性の気候ということでしょうか。


夜の雨は、何とも心地よいものです・・・。
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# by a-kashi | 2017-09-01 23:03 | 自然 | Comments(0)

闇夜の入浴

浴室の灯りをともさず、真っ暗い闇の中。ゆっくり入浴するのは気持ちが良いものだ。最初は殆ど何にも見えないけれど、時が経つに連れ、少しずつ周囲の輪郭が見えて来る。風呂リモコンの時刻表示の液晶が、明るくすら思えてくる。何も見えなかった筈なのに、いろんなものが、見えるというか感じられる様になってくる。これまで気付かなかった虫の声が、何故か心に届いてくる。

闇夜の入浴、お勧めです・・・。
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# by a-kashi | 2017-08-22 21:30 | 暮らし | Comments(0)

継手の加工

9月上旬の上棟に向けて、
手刻みの加工が佳境を迎えています。

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上の写真は継手の加工。
木材を同一方向に継いで、伸ばしていきます。
下の写真の手前は仕口の加工。
木材が直交してT型に交わる部分の接合部です。

継手の加工は特に時間が掛かります。施工精度が求められます。
加工をしていた年配の大工さんの話では、写真の様な割継手を加工できるのは、1日に3本程度とのこと。こうした手間のことを考えると、多少材料代が嵩むものの、長い構造材を使う方が理にかなうと云われていました。24尺までだったら、架構にも拠るけれど、1本物で使った方が丈夫だぞって教えてくれました。

逆説的に云えば、継手の無い架構が、今日的な架構と云えるのかも。
この辺の立ち位置とういうか捉え方が、設計する側の勘所なのかも知れません・・・。
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# by a-kashi | 2017-08-21 18:50 | 記録:海風届くすまい | Comments(0)

牧野植物園

娘の部活もあって、今年は慌ただしく高知へお里帰り。
高知滞在中、今年は二度も牧野植物園へ足を運んでしまいました。

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高知県出身の植物学者、牧野富太郎の仕事と多様な植物を紹介する植物園。
おそらく今回で6~7回目の訪問になるかと思うのですが、その度に新たな気づきが有ります。
高知県にお出掛けの折には是非。
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# by a-kashi | 2017-08-15 09:52 | 建築 | Comments(0)

しっとり

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改めて、室内の写真を撮らせて頂こうと、「奏でるSumai」を久し振りに訪問しました。インターフォンの
ボタンを押すと、中から出てきたのは奥さんと赤ちゃん。赤ちゃんが自立歩行しています。何だかびっくり。
そろそろ竣工して2年を迎えるのですね・・・。
月日が過ぎるのは早いものです。久し振りに訪問した住まいは、木部が少し焼けて、全体的なトーンが揃い、
しっとりと落ち着いた雰囲気になっていました。
赤ちゃんがスクスクと成長するように、住まいも成長し続けているのかも知れません。

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# by a-kashi | 2017-08-10 15:56 | 記録:奏でるsumai | Comments(0)

手刻み

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建て主さんの要望を受けて、「海風届くすまい」は手刻みで構造材を加工しています。風情のある下小屋で、墨付け刻みの打ち合わせ。それにしても蒸し暑い。
アトリエ樫が取り組む仕事の半数はプレカット、残り半数が手刻みとなっています。通常プレカットで仕事を進めている工務店に、敢えて手刻みをお願いすることはなく、仕事を依頼する工務店に拠って、結果的にプレカットか否かが決まるという、少し受動的な進め方になっています。全体の雰囲気や、木部の露出の具合等が、判断基準のひとつになっていますが、現時点では プレカットも手刻みも両方 知りたいと云うのが、僕自身の正直なところかも知れません。
「海風届くすまい」の建て主さん。実施設計の終盤、自分達が求める住まいは「手刻みの家」だと、はたと気付いたそうです。ということで、仕事を依頼していた工務店さんにお願いして、プレカットから手刻みに段取りを変えて貰いました。工事金額は上がります。それを承知した上での対応になります。手刻みの家が持つ「凛とした美しさ」を見抜く建て主さんの期待に応えられる様、大工さん、監督さん、僕達設計者、皆で知恵を絞ります。
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# by a-kashi | 2017-08-01 18:45 | 記録:海風届くすまい | Comments(0)

初心、忘るべからず。

基本設計図書をとりまとめ、図面と模型とパースで説明。手で図面を描き、手で模型を作り、手でパースを描いています。重要なのは、成果品を創り上げる過程に、密度の高いプロセスがあること。データ入力することで、勝手に図面や模型やパースが立ち上がる。そんな風に「住まい」をつくっていません。成果品が大切なのではなく、物を創る、生み出す過程が大切なのだと思っています。
4本脚で歩いていた生き物が、ある日、二足歩行で両手の自由を獲得し、手を動かし自由に創造を重ねることで、人間は ある意味での進化を遂げてきた筈。その手を動かさずして、何か事を片付けようとするのは、進化ならず退化怠慢の始まり。初心、忘るべからず・・・。

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# by a-kashi | 2017-07-10 21:33 | 建築 | Comments(0)

地鎮祭

本日、地鎮祭が無事執り行われました。
これから、現場での住まいづくりが始まります。

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駿河湾から程近い、小高い丘の中腹にある敷地。
敷地には「海風が届きます」・・・。

敷地の2方向に道路が取り付き、
高低差もあるので、建物が様々な角度から見えてきます。
立面図を描いているだけでは想像しにくい、
軒裏の見え方がポイントになってくるかも知れません。

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# by a-kashi | 2017-07-09 15:02 | 記録:海風届くすまい | Comments(0)

新しい カメラ

新しいカメラを買いました。
仕事柄、建物内観の写真を撮る上で、
以前から広角レンズのカメラが欲しかったのです。

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アトリエ樫の設計する建物は、真壁が多く独立柱も出てきます。
大壁の建物と違って、面ではなく線としての表現。
こうした意味からも、
歪みをほとんど感じさせない このカメラは、
本当にありがたい・・・。

単焦点のレンズなので、
ズームレンズの様な使い勝手の良さは有りませんが、
それは考え方次第。

写真に「覚悟」のようなものを感じます。
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# by a-kashi | 2017-07-05 21:08 | 記録:三度目の普請 | Comments(0)

スイカ

我家の家庭菜園。今年のお題は、スイカとニンジン。5月上旬にスイカの苗を二株植え、ニンジンの種を畝に撒きました。家庭菜園は約1坪。面積が限られているので、スイカは立体栽培としました。スチールのネットフェンスを垂直に立て、スイカのツルを這わせます。これだったら面積はさほど必要になりません。

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途中6月上旬に受粉したスイカの花。結果的には、現在一株に一つのスイカが実っています。日々大きくなるスイカは重量を増し、何だかツルが悲鳴を上げている様。ということで、スイカを支える籠を本日設置しました。何だかスイカが寛いでいる様に見えます。受粉から一月強が食べ頃とのこと。7月半ばに収穫予定です。

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# by a-kashi | 2017-06-24 09:40 | 自然 | Comments(0)

南入りの建物

「南の庭と北の庭」

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こちらの住宅は、敷地の南側に道路が取り付く南入りの建物。
アプローチと室内からの視線が錯綜したり、
南側に駐車場を確保する必要が生まれるなど、
屋内と屋外の接点に落ち着いた雰囲気を生み出すのが実は難しい。

外構工事が進み、RCの壁が玄関先に設けられ、植栽が施されることで、
建物と外部空間の接点に「間」が生まれ、一気に雰囲気が和らぎました。

「南入りの建物」の計画。
外構計画が非常に重要ですね。

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こちらの外構工事、建て主さんと 友人である造園屋さんが、一緒に工事を進めています。
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# by a-kashi | 2017-06-20 17:56 | 記録:南の庭と北の庭 | Comments(0)

暖簾

現場での打ち合わせを終え、その帰りしなのこと。車を走らせ、自宅へと向かう途中。ふと気になった、暖簾に「かつ美」。車で一旦は通り過ぎましたが、また立ち戻り こちらで昼食。どんなに店が古くても、きっちと暖簾を下げた店は間違いない。庶民的な「食堂」ですが、丁寧な仕事を重ねる御夫婦が切り盛りする 僕好みの店でした。これから現場が始まります。何度かお世話になるでしょう。

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# by a-kashi | 2017-06-12 21:02 | 暮らし | Comments(0)

ワックス掛け

本日、「南の庭と北の庭」は無事竣工を迎えました。

引き渡しの後、設備機器類の取扱い説明、
それから、建て主さん工事となっていた床のワックス掛けを、
建て主さん、現場監督さんと一緒に行いました。

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床のワックス掛けを行うのは、
正直なところ なかなか大変な作業です。

今日の作業で膝に痛みがありますし、
何だか肩も張っています・・・。

けれども、家づくりの最後の一時を、
建て主さん、造り手である現場監督さん、
それから設計者である僕達が共有できるのは、
とても気持ちの良いものです。

それぞれが、それぞれに、想いを抱きながら・・・。

こちらの住まい。
小屋組と天井の構成は、
丘の上のすまい」と基本的に同じ考え方。
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# by a-kashi | 2017-04-23 15:33 | 記録:南の庭と北の庭 | Comments(0)

無事引越し

先の週末で引っ越しを済まされたとのこと。
外構工事の進み具合の確認を兼ねて、お宅に陣中見舞。

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 引っ越しを終え、荷物を納めたものの、
 ダンボールの山・・・。

 生活環境は一気に変わり、何かと大変です。
 片付けは少しづつ進めて頂ければと思います。

 
 庭の方は粗方まとまっていますが、
 門扉や一部の大谷石の設置はこれから。

 庭をまとめたハウズの鈴木さんからすると、
 予算の関係もあり、植栽のボリュームは
 最小限に抑えているとのことですが、
 なかなかいい感じです。

 庭をつくるのが目的ではなくて、
 住まいと一緒に佇まいを築く営み。
 造園工事は奥が深いですね。
 
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# by a-kashi | 2017-03-27 18:58 | 記録:坂道のすまい | Comments(0)

北の庭

現場から戻りました。
工事も終盤。建て主さんとの現場での打ち合わせは、これが最後になるかも知れません。
造り付け家具の取り付けが終わり、週明けから左官工事が始まります。

もしかしたら、この場所が一番いいかも知れない。
現場を案内していたら、ご主人が ぼそっと つぶやきました。

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僕もそう思います。
もしかしたら、この場所が一番いいかも知れない。
この場所とは、「北の庭」に面する食堂です。
建物の南側に確保した庭や、そこに面する居間に気を取られ、
この場所はノーマークだったかも知れません。


北の庭はいいものです。

取付位置を低めに抑えた吊戸棚が、部屋の重心を下げるのに一役買っています。


ホームページをリニューアルしました。
よろしかったら是非、ご覧ください。
https://www.a-kashi.com/

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# by a-kashi | 2017-03-25 13:57 | 記録:南の庭と北の庭 | Comments(0)